事業紹介

PPP/PFIコンサルタント

豊富な運営経験をもとに
官民連携のメリットを最大限引き出します。

PPP(Public Private Partnership)とは、社会資本整備や行政サービスの提供に民間ノウハウを活用し、官民が協調して公共事業を運営するスキームであり、その代表的な手法の一つがPFI(Private Finance Initiative)です。PPP/PFIは公共サービスを向上させる方法として日本でも急速に導入が進んでおり、当社でもコンサルティング実績を積み上げています。そもそも当社は、半世紀以上にわたって公共施設の運転・維持管理および補償コンサルタントをコア事業として、公共サービスの質向上に携わってきた会社です。その豊富な運営ノウハウとコンサルティングスキルをもとに、官民連携による公益の最大化を追求。以下のようなPPP・PFIコンサルティングサービスを提供しています。

ファノバが提供するPPP/PFIコンサルティングサービス

PFIコンサルティング

上下水道・廃棄物処理・バイオマス利用施設などのPFI事業化において、O&M事業で集積した技術・情報・データを導入可能性調査やアドバイザー業務に活用し、独自のコンサルティングをおこないます。

建設残土改良プラント

事業スキーム構築の検討事例

指定管理者制度コンサルティング

地方自治法改正以来、自治体および民間事業者に対するアドバイザー業務においてPPP関連事業でつちかわれたノウハウを活かして取り組んでいます。 指定管理者制度導入においては、円滑な制度導入を図るため、運営段階の事業者の業績評価までを含めた考えのもとに指定管理者を募集する必要があります。弊社はこのような視点に立って、募集から選定・協定書締結、モニタリングまで一貫した整合性のあるコンサルティングを実施いたします。

モニタリング業務

指定管理者による運営段階に入った施設では、指定管理者の業務履行状況を監視するモニタリング業務が重要となります。第三者の視点から各施設分野の条件(募集要項、業務水準書、協定書、提案書など)を精査・分析し、モニタリングに関する項目・実施体制・評価方法をご提案いたします。

包括的民間委託コンサルティング

水道、下水、廃棄物処理などの既存施設において、包括的民間委託や指定管理者制度による管理運営手法導入が広がりつつあります。水道事業の分野では、早くから、浄水場管理業務の拡大・一括管理から水道料金の検針・収納業務に包括的民間委託手法の導入が進められた結果、効率化や水道料金収納率の向上などの成果が見られます。廃棄物処理施設においても、大規模修繕を含む長期の包括的民間委託導入事例が見られます。弊社は導入可能性調査検討にあたり、民間の創意工夫を最大限活用できる最適事業手法を選択し、VFMの最大化を図ることを業務の基本的考え方とします。

業務方式

従来方式

包括的民間委託方式

業務委託(仕様書発注)

CASE1(経費・保守点検を含めた性能発注)

CASE2(補修費までを含めた性能発注)

CASE3(大規模修繕までを含めた性能発注)

事業期間

1年

3年~5年

3年~5年

10年以上

運転

民間

民間

民間

民間

直接経費 1)

公共

民間

民間

民間

保守点検

公共

民間

民間

民間

補修費

公共

公共

民間

民間

大規模修繕

公共

公共

公共

民間

公共のリスク負担度

長期運営柔軟性

公共の支出平準化度

メリット

実績のある手馴れた手法

中小企業の企業でも参画できる

複数年契約、経費までを含む一体的発注によるコスト縮減効果

人件費縮減

補修までを含む一体化により、CASE1よりさらに効果拡大

大規模修繕を含むことによるLCCの縮減効果

長期にわたる支出の平準化

デメリット

競争原理によるコスト縮減効果しか期待できない

一定規模・ノウハウのある企業に参加が絞られる

CASE1より、さらに参加できる企業が絞られる

複雑な事業スキームとなる

事業化への手続き負担度合いが大きい

その他のサポート業務

市場調査、顧客満足度調査、利用者アンケート調査など各種調査業務の企画提案、実施いたします。